社寺の仕事も進んでます。
現在、小さな稲荷社の修理の加工を作業場で進めています。
今回は風雨の影響が大きい浜縁の修理です。
写真の建物一番前2本の柱の足元にある縁です。
ちょっと風化が進んでいますが、、、
普段、私どもが調査をした際、このぐらいの風化では
取替えを提案しません(一部修理など選択はいくらでもあります)が
今回はそれ以外の事項もあったため浜縁だけ取替になりました。
また、今回住職や関係者とお話をさせてもらって出てきた改善点。
取替えた縁を組んでいくときに反映させてきます。
社寺について
静岡・社寺建築
創業1907年 4代目・堂宮大工(企画立案・設計監理)
新築、文化財修理・古建築改修・修復・屋根替え・耐震改修・・・
株式会社 大藤建設
建物の基礎を作る時に
みなさんご存知の通りコンクリートを使います。
(石場建て工法の場合は石を使いますが・・・)
地盤を転圧して整えて、
鉄筋を決まった寸法に配置し、
コンクリートの基礎の形を作るための型枠を作り
コンクリートを流し込みます。
鉄筋コンクリートの基礎です。
(鉄とコンクリートはそれぞれの持っている力、特徴が違うけど、相性がいい。
一緒になると素晴らしい力を発揮してくれるのでよく使われているのです。
なんか、いい関係ですね。)
一般的に確認申請や住宅瑕疵保険の関係で鉄筋の配置の検査が行われています。
が、
コンクリートの品質の検査は木造住宅ではほとんどされてないとのことでした。
(今回を含めた数回の検査員との会話でわかりました。)
当社は規模が小さい住宅でもコンクリートの品質の検査を実施しております。
地盤調査、木材検査を含め建物の軸となる部分はできるだけ・・・
写真はコンクリートの色々な性能検査の様子です。
2017.11.02 | 新着情報