大藤建設では
地域や素材と向き合い人の手でつくる自然素材の木の家を
共につくり上げる新入社員の建築大工さんを募集しています。
形態 正社員
年齢 18~35歳くらい
条件 未経験者歓迎、普通免許
上記はあくまでも参考です。
詳しくはご相談ください。
まずは電話やメールでお気軽にご連絡ください。
2021.09.21 | 新着情報
GWの営業のお知らせです。
毎年のことながら、カレンダーの赤い日(祝日)
を現場作業の休日とさせていただきます。
29日(木)
2日(日)
3日(月)
4日(火)
5日(水) がお休みです。
お打合せに関しては連休中でも
お約束させて頂いている方々は
しっかり対応させて頂きます。
連休中も
代表の携帯は連絡取れるので建物や設備の
不具合などありましたらお知らせください。
会社の電話(一般)も代表の携帯に転送と
なります。
こんな時でもご家族と楽しんで連休を
お過ごしください。
2021.04.26 | 新着情報
建物の屋根を支える桁や梁。
地組とはこれらを現場で組建てる前に作業場や空地などで桁、梁などから上部を仮に組建てることを言います。
社寺建築で屋根(軒先)の納まりが特別複雑なものや、太鼓梁(丸太を使った真っ直ぐでない丸みのついた梁)を多様した建物の時に行うことがあります。
↑ 写真は以前の古民家の修理の際の地組の様子。
規模的に作業場内にギリギリ納まったので雨の心配もなく進められました。
梁などを組み込んだときの高さや間を確認しながらの作業になります。
こういった修理をすると本当に昔の人はすごいなと肌で感じることができます。
現代では高さや直線、直角を測るレーザーや木材の加工には電気道具も多様できます。(勿論、手道具もフル活用します)
ありきたりの感想ですが、こういった機器がない時代の建物本当にすごいです。
このところ各業務が立て込んでとてもバタバタとしています。
朝、業者さんと細かなところの打ち合わせを終え、
屋根を下りる時に周囲を見渡すと快晴でとても良い景色が。
バタバタしすぎていて、とても良い立地、景観の中、
仕事をしていることを忘れてしまっていました。
こんな時、やまあいの静かな場所はいいですね。
街中にはない味わいがあり、心が落ち着きます。
もうじき、紅葉も観れるかと思い、楽しみです。
本日は愛知県一宮市にてとても限られた勉強会。
今のところ非公開と言うことで写真などの掲載も控えさせて頂きます。
とにかく、とても勉強になりました。
せっかく愛知県一宮市に伺いましたので、
地元の方に聞いた伝統建築を帰りがけに見学。
600年以上前に開かれた禅宗の寺院。
明治の大火、大地震によって倒壊、損失し復元された伽藍です。
火事に地震、、、。
木造建築の課題は何百年たってもかわらないですね。
建物は損失しても資料が有れば形だけは復元できます。
(形だけは、です。)
ですが、人の命は復元できません。
現在はそれに加えて、熱環境、環境問題も。
建物の熱環境が健康、生命に大きく影響を及ぼすことが明らかになっている以上、これは建築の課題と言えると思います。
課題は山積みです。
本日は皆で文化財修理の研修として浜松を訪れました。
まずは 秋葉山本宮 秋葉神社
まもなく修理工事が始まる 神門 を中心に見学。
数年前に新築された楼門もあり見どころ満載でした。
浜松市指定有形文化財である神門の工事は
NPO静岡伝統建築技術協会 (http://www.bansyoukai.com/)
の設計監理のもと令和5年3月末(予定)まで行われるとのことです。
今回は修理中の見学を念頭に入れ、修理前の様子を頭に焼き付けに来ました。
深く調査をせずにざっと見ただけでも修理に苦労するであろうことが覗えました。
古建築の修理はただ直すのではなく
何十年もの先や百何十年も前のことを考え、検討し進めていきます。
各建物ごとの歴史や状況、保存、活用を考え修理方針の主軸を踏まえながらの
修理となっていきます。
一つの部材の修理にもいくつもの選択肢がある状況も出てくるのでとても難しいです。
次に向かったのが
浜松市引佐にある龍潭寺
つい先日、修理工事の終わった 井伊家霊屋(静岡県指定文化財)
を中心に見学。
修理完了して間もない建物の見学も、とても勉強になります。
今回、北陸で文化財修理の設計監理の経験を持つ方も一緒に見学に
廻って頂いたので色々な視点からの考察も聞けました。
龍潭寺では伝統建築の分野だけでなく
庭、緑、中間領域、視線、借景・・・など
家つくりにも大変役に立ちそうな発見もあり収穫大でした。
今回の経験も見学で満足せず実務に落とし込んでいきたいと思います。
重要伝統建造物郡保存地区の焼津花沢地区。
雨上がりの晴天がとても気持ちが良かったです。
自然に囲まれた静かな街並み。
石垣と板壁、蔵や長屋門・・・街並みを進むと寺院(法華寺)も見られます。
雨上がりということもありとても穏やかな景色でした。
本年も皆様には大変お世話になりました。
年末年始の営業につきまして
2019年12月29日(日)より2020年1月5日(日)まで休業とさせて頂きます。
新年は1月6日(月)より通常営業とさせて頂きます。
ご迷惑お掛けしますが、宜しくお願い致します。
2019.12.28 | 新着情報
木・土壁・竹小舞・・・
自然素材の経年変化。
建築材料(サイディングなど)では表現できない風合い・ビンテージ感。
同じ経年変化でも建築材料(サイディングなど)では汚れという表現が近いように感じます。
年を重ねたおじいさんやおばあさんのシワがあっても温もりある素敵な表情に似ています。
いくらいい建築材料が出来ても真似できない表情です。
人間も建築も豊かに年をとるために、自然素材は大切です。
焼津市花沢地区を見学に
静岡県内唯一の伝統的建造物郡保存地区です。
この道を登っていくと蔵や長屋門など街並みが現れてきます。
この地区の特徴でもある ”みぞっちょ” と呼ばれている排水。
各敷地に面し、少しずつ意匠の違う石垣が詰まれその間を通るように排水が流れています。
近代化が進み、技術や生活習慣、色々と変化はしていくものだと思いますが
地域の特徴はこれからも大事に残していってほしいです。