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住まいの屋根

住まいの屋根について質問を受けたので

参考までに掲載します。

 

Q. 質問

住宅の屋根としては、どのような材質やかたちがあるのでしょうか?

屋根の種類によって、

見た目が変わるのはもちろんだと思いますが、機能としてもかなり違いがありますか?

また、土地の気候にあった屋根などもあるのでしょうか。

代表的なものの「形」や「材質」などの特徴のほか、

おすすめなどもあれば教えてください。

 

 

住宅の屋根の種類について

まずは材種ですが主に2種類、瓦系と金属系(ガルバニウム鋼板)があります。

瓦の種類には和瓦、洋瓦などがあり形も色も産地も様々あります。

 

日本の瓦(和瓦)の特徴としては

長持ちする  部分補修が容易

和風や伝統的意匠  伝統的な街並み、風景にあう

重たい(=地震で倒壊しやすいではない)

※瓦でも耐震等級などで地震に対応した住まいを設計出来ます。

 

 写真-1

 

洋瓦に関しては南洋風などのデザインに非常にあいます。耐応年数は各メーカーによります。

 

次に金属系(ガルバニウム鋼板)の特徴としては

軽い  メンテナンス時期が瓦に比べて早い

様々な色がありスタイルにより自由にデザインできる

(すっきりとしたデザインは表現しやすいです)

瓦より安価に抑えることもできる

 などがあります。

 

これが一番というものはなく

求めるデザインや性能、予算、メンテナンスを考慮して使いわけます。

 ※大手メーカーや建材メーカーの出している疑似瓦のようなものなどは前述とは別としてください。

 

次に屋根の形です。

日本の建築は言葉だけで説明するのに難しいほど多様な屋根の形がありますが、

住宅にはやはりシンプルな形がお勧めです。

いくつもの屋根がぶつかり合って谷が多かったり、

外壁へぶつかる部分が多いと雨水に対する弱点が増えてしま うので避けた方がよいかと思います。

例えば、切妻や片流れ、寄棟などで1つの屋根で構成できるといいと思います。

 

そして、私は特に屋根の軒先を大事に考えます。

最近はメーカーの商品などの流れから、軒のない屋根が増えていますが、

日本の気候風土を考えると絶対的に 軒先はあった方がいいです。

夏の強い日差しの遮蔽と、冬にとり込みたい温かな日差しのバランス

外壁への雨よけで耐候制の向上など軒先 があることはメリットしかありません。

(軒先がただ大きければいいというわけではなくバランスはあります。)

写真-2

 

その他に、地域により雪が多かったり風が強かったりで屋根に考慮する部分は出てきます。

間取りがゴチャゴチャすると外壁や屋根の形にも影響してきます。

弱点の少ないシンプルな屋根にはプランも大事になってきます。

 

 

~心地よい木組みの住まい~

木組みと土壁(自然素材) パッシブデザイン

静岡(清水)の工務店 木の家づくり

 

静岡・社寺建築

創業1907年 4代目・堂宮大工(企画立案・設計監理)

新築、文化財修理・古建築改修・修復・屋根替え・耐震改修・・・

株式会社 大藤建設

 

 

2018.05.17 | 新着情報

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