本日は全館空調の講習会。
このところ色々な業務で追われていますがこれだけはと思い時間を作り参加。
よって、その分の業務をこなし終えるのに夜中になってしまいました。
でも、参加した価値は十分にあり実務との関連も持たされる有意義な講習会でした。
このところ、省エネやエコハウス、コロナの影響での換気への関心度の高まりからか、第一種換気(熱交換換気)や全館空調を耳にすることが増えてきたと思います。
そんな流れか、誠実に建物や住まい手のことを考え基本をおさえた設計、施工を提案しているところや、これからは熱交換換気、全館空調を全面に出して営業かければ受注につながる!と言う考えの会社、、、色々な会社が見受けられます。
熱交換換気や全館空調の採用を考えていくにあたって初歩的なところから。
先ずは建物の性能を確保した上で熱交換換気や全館空調の採用を検討すると言うことです。
(先ずはというより、これが重要度の80〜90%を占めると思います。)
どんな優れたスポーツ選手も天才と言われながら基礎(基本)の部分をとても大切にされてる方がほとんどだと思います。
製造業、医療、デスクワーク、大工技術、どんな仕事、物事でもやはり基礎(基本)を確実に抑えた上でのその先です。
熱交換換気、全館空調の基礎となっているものは何か?
建物の性能(断熱、気密、防湿)です。
断熱、気密、防湿などの基本的なところの性能を確実に確保した上でのその先(熱交換換気、全館空調、エアコン○○台)が、あります。
これらの採用を検討する場合には必ず性能がどれほどのものかを抑えてからをお勧めします。
では、どれほどの性能を確保すれば良いのか? これらは面談などの際、全体的な家づくりのお話や断熱、気密などの流れから触れさせて頂こうと思います。