とある和室(茶室)の立派な天井。
空調設備の調整、取替、メンテナンス等のための天井の解体と復旧の
ご相談がありました。
なかなか出来る人がいなくて、、
と、ありがたいお言葉と共に。
天井裏に隠された空調設備の機器類
とてもきれいに納められており空調の吹き出し口も凝っていました。
しかし、一つだけ思うことがあります。
建築の寿命と設備の寿命。
設備の寿命は建築と比べるとどうしても短くなります。
50年、100年ともつ建築と10~20年の寿命の設備。
設備によってはメンテナンスや一部の部材の交換に数年単位で機械に手が入ります。
そのために壊さなくてもよい建築の一部を壊さなければならない。
原状復帰ともなれば、たいがい余計に手間がかかっててしまいます。
もちろん住まい手や建物の管理者への金銭的な負担も増えてしまいます。
建築の内外での設備機器の納まりは、雰囲気を壊さず、きれいに越したことは
ないですが、こういったメンテナンスや寿命による交換を考慮して設置することは
とても大切なことです。
木の建築 株式会社 大藤建設 ↓
~心地よい木組みの住まい~
木組みと土壁(自然素材) パッシブデザイン
静岡(清水)の工務店 木の家づくり
株式会社 大藤建設
2017.12.07 | 新着情報