快適な住まいのための色々な工夫。
断熱、気密、日射、防露、、、、。
色々ありますが、今日は気密ことを少し。
気密をしっかりととっていくための施工方法は色々あると思います。
主にはボード気密、シート気密というところでしょうか。
弊社はこれまで、両方の施工で気密性を高めております。
外周面に張る構造用面材をきっちり施工しつつ、内側の断熱材施工後の防湿シート又は可変シートでの気密処理。
外壁や屋根の1次防水、2時防水のように単発ではなく、2段階に処理をしていきます。
推奨基準としてはC値=0.5以下。
気密測定をマストとして以降この性能は確保しています。
さて、このところ高気密高断熱がセールスポイントと判断した比較的着工棟数の多い工務店が色々な方法で気密を確保している様子が現場レベル(大工さん)から伝わってきます。
現場で施工レベルの確保のしやすさや現場管理の簡素化、建材を営業ツールとして扱うため、、などから施工方法を決められているのではないかと思うところも多々あります。
気密施工は単純に検査時の気密性能C値、数字が良ければいいのではなく、どれだけの年月その性能を確保できるのか、耐久性はあるのか、地震などの影響は、、など色々関連づけての施工法の選定が必要です。
断熱材選びでも同じようなことが言えると思います。
どんな良い設計の性能値でも出来上がりを左右するのは現場の施工になります。
断熱気密処理の現場での施工、弊社は大工さんが主になり進めています。
その辺りも含めまたの機会、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。