焼津市花沢地区を見学に
静岡県内唯一の伝統的建造物郡保存地区です。
この道を登っていくと蔵や長屋門など街並みが現れてきます。
この地区の特徴でもある ”みぞっちょ” と呼ばれている排水。
各敷地に面し、少しずつ意匠の違う石垣が詰まれその間を通るように排水が流れています。
近代化が進み、技術や生活習慣、色々と変化はしていくものだと思いますが
地域の特徴はこれからも大事に残していってほしいです。
本日は、”しずおか木造塾”
昨年に続き2回目の参加で全5回、毎回素晴らしい講師のお話が聞けます。
今回は2019年の初回、
「木造の近未来」を題材に古川泰司さん
「街とつながる、環境とつながる」を題材に関本竜太さん
そしてお二方による「アールトから学ぶこと」と貴重なお話が聞けました。
講演ではとても為になるキーワードがいくつも・・・
関本竜太さんのお話を聞くのは実は2回目で今回紹介して頂いた建築作品で
前回と同じものもあり、思い出しながらの復習のような、、、
そして、改めて気が付く点が大変多くありました。
熱が冷めないうちに 「上質に暮らす おもてなし住宅のつくり方」 で
もう一度、復習しておきます。
最後に、今回公演中に”ふっ”と思ったこと。
お二方とも建築作品の説明をされている時、とても表情が明るくとても楽しそうに
お話をしていて、スライドの写真には人物が写ってなくても、設計の意図(居場所や使い方)
を聞いているうちにその風景(住まい手が楽しそうに暮らしている様子)が想像でき目に浮かんできました。
お客様がこの方々に惹かれるのがわかる気がしました。
こんな設計やプレゼンを目指していきたいです。
そして、もう一つ ”どこを向いて仕事をしているか”
当たり前のことで分かっていることでも、ふつ突っ走ってしまう時もあったかな・・
と少し気を引き締めなおしました。
(上記の設計やプレゼンにもつながることですね。)
とても有意義な講習でした。
2019.09.08 | 新着情報